kousukeのブログ

株式会社グローバルアイティー 代表取締役

ドローンのハッキング防止(WI-FI技術の応用版)

全体の体系が分かりにくくなるけど、新スレッドで書きます。
(まだアイデアノート段階)

◆前提条件
 ・電波法上、合法であること。

◆未調査事項
 ・Wifi経由でドローンを操縦することが合法か否か。(商業使用が可能か)


◆ざっくり言うと
 ◆送信側の工夫
  ・マルチキャストWI-FIを使用する
   ・Macアドレスマルチキャスト=つまりAck無し。
    →受信側のMacを読まれる心配はない。
  ・送信用のAPを複数用意する。

・・・そういえば、MIMOによって、どれくらい電界強度変わるんだっけ?
   原理的には2エレメントのHB9CV程度の利得Upのはず。
   →アンテナ2本と、位相給電用のケーブルさえあれば試せる。

※以前、円偏波の八木を作った際の部品を使って、ヘリカルアンテナと組み合わせました。
 ただし同位相なので遅延回路が必要です。(八木の場合は2本のアンテナの前後位置をずらして遅延させた)

なお、八木Versionはこんなです。(4年以上前の写真)


 ◆受信側の工夫
  ・八木アンテナを使えないかな?Ack(レイヤ1の)すら送信しない=
   完全に受信のみ、
であればどんなに工夫しても合法なはず。。。
    →果たして完全に受信のみなのか?
  ・妨害を受ける=正当な送信機からの秘密鍵SSH等)が受信できないと
   筐体を回転させて(八木アンテナごと)他のAPを探す、とか。
   →マルチキャストSSH、は無理。
    サーバ認証だと、秘密鍵はドローン本体=盗みやすい側にある事になる。
    クライアント認証だと、秘密鍵はプロポ側に置ける

   →マルチキャストUDP、で暗号化って出来るのか?
    →QUICサーバって自作できるのだろうか

 ◆飛行経路が限られている場合
  ・漏洩ケーブルを使う

 ◆別の方法
  ・マルチキャストでは無く、ユニキャストを使う(通信の暗号化のため)
   →L2SWのMacアドレスタイマーを調整し、最短間隔でFloodさせる。
    →APは全台、漏洩ケーブルにすると良いかも。
     →後は「WI-FIで制御するドローンを商業使用できるか?」と言う点かな?